私の生まれた家は、戸籍を途切れさせてはいけないという古い考えを持っています。そして、子供は私と妹だけだったので、私は子供の頃から、「あなたはお婿さんをもらいなさい」と言われ続けてきました。



お婿さんをもらうということは、結婚相手に苗字を変えてもらうということです。抵抗感を覚える人も多いと思います。高校生の頃はいざ知らず、大学生にもなれば、みんな多少は結婚のことも意識しながらお付き合いをすると思います。しかし、そんな事情があるために、私はこれまで自分に好きな人ができても、その人と結婚することを想像しては「お婿さんに来てなんて言われたら困っちゃうだろうな」などと考えてしまい、ずっと自分の気持ちを伝えられませんでした。また、傷つくのが怖かったので、少しでも私に気があるかもしれないと思った男性には「私、結婚する時はお婿さんをもらわなくちゃいけないんだよね」と何気なく話しておいて、それがダメなら近づかないで!という予防線を張るようになっていました。そんな感じでしたので、私と恋愛をしようという勇気ある男性は皆無でした。

鳥取市公式ウェブサイト:婚姻届

そんなある日、私に見合い話が持ち上がりました。どうせこのままじゃ結婚できないし、会ってみよう、と思いました。

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その人は、身長は低めで小太りなのですが、真面目で、笑顔が素敵で、とても面白い人でした。その人と一緒だと、笑顔の絶えない自分がいました。この人とだったらずっと一緒にいたいなと、素直に思えたのでした。

お婿さんとして私の家に入ることも快諾してくれて、私たちはめでたく結婚したのでした。

お見合い結婚だけど、今はとてもラブラブで、凄く幸せです。こんな出会いもあるもんだなと思いました。